30代未経験からIT/SaaS転職した僕のリアルログ【内定までの道のり】

この記事では、30代・未経験からIT業界(SaaS)のカスタマーサクセスに挑戦した僕が、転職で直面した壁とその学びをリアルにまとめています。

こんにちは!

30代初めての転職、IT未経験からSaaSのカスタマーサクセスに転職を成功させることができた、もたけです!

正直、かなり大変な転職活動だったのではないかと思っています、、、

まさかの同期の転職、初めて知る業界、SaaS業界のハードルの高さ、通らない書類選考、伝わらない面接、、、

それぞれをお伝え出来ればと思います。

また、今後どう乗り越えて行ったのかも記事にしていきますので楽しんでもらえればと思います!

転職決意から壁にぶつかるまで

ここでは、僕が10年間いた会社を辞める決意をしたきっかけから、実際に転職活動をしてぶつかった壁、そしてどうやって乗り越えたのかを複数記事に分けてリアルに書いていきます。

転職の決意

転職を決意したきっかけ― 10年勤めた業界からの違和感

前職では、10年以上ずっと同じ会社にいて転職経験は0でした。

昇進して管理職にもなったけど、正直やってることは大きく変わらない状況。むしろ、仕事量が増えストレスも多くポジティブになることができない環境でした。

特に後半の4年間は、部署の異動もなく、毎月ほぼ同じ業務に追われる日々でした。

「これって本当にお客さんの役に立ってるのかな?」

そんな違和感が頭から離れなくなったのがきっかけです。

決定打になったのは、一番辞めないと思ってた同期が「転職活動してる」「今期中にいなくなる予定」といっていたこと!その後すぐに転職先が見つかり、転職していきました。

同期の転職はめでたい事だと思った一方で

「え、あいつまで辞めるのか…じゃあ自分はどうなんだ?」と本気で考え始めました。

それを機に転職について調べるようになったんです。

転職について調べているうちに気になった考え方が、、、

「転職自体はリスクあるけど、“転職活動”ならノーリスク」

行動して損はない。むしろ得るものの方が多い!

そう思って、まずは転職エージェントに登録してみることにしました。

なぜIT業界?なぜカスタマーサクセス?

正直に言うと、最初はキャリアの方向性ゼロでした(笑)
エージェントに希望を聞かれても答えられるのは、

  • 「今とは違う業界がいい」
  • 「年収は下げたくない」 この2つくらい。

前職はニッチな業界で、営業とは言えない説明が難しい職種。

ただ、お客さんの成功に寄り添ってきた経験だけはありました。

そんな僕にエージェントが紹介してくれるのは、人材業界とか営業系ばかり。

なんとなく受けてみたけど、どうもピンとこない…。

転機はYouTubeでした。

「今おすすめの業界」みたいな動画で初めてSaaS業界を知ったんです。

動画で挙げられてたのは、コンサル・M&A・人材紹介・SaaS。

「SaaSって何?」と気になって調べると、クラウドサービスを扱うIT業界の一角だと判明。

有名企業の名前を見て、「あ〜これってSaaSって企業なのか」と軽く衝撃(笑)

さらに掘り下げていくと、SaaSには主に3つの営業職があることがわかりました。

  • インサイドセールス(IS):リードを精査して商談を作る
  • フィールドセールス(FS):商談から提案・契約を取る
  • カスタマーサクセス(CS):契約後のお客さんに伴走して成果を出してもらう

この説明を見たとき、めっちゃしっくりきたんです。

「あ、これ自分がやりたいことじゃん!」

お客さんと一緒に走って成果を出す、そして報酬をもらう。

前職でやってたことともつながるし、なによりめちゃくちゃやりがいがありそう!

そこから一気に「SaaS×カスタマーサクセス」に絞って活動スタート。

SaaSに特化したエージェントにも登録して、ようやく転職活動の軸を持てたんです。

転職活動で直面した3つの壁

1. SaaS業界のハードルの高さ

調べていると「SaaSは未経験でも挑戦できる」と書いてあり、意気揚々とエージェントに相談!

しかし返ってきた答えは、「それは数年前の話で、今は未経験でSaaS業界に入るのは難しい。特にカスタマーサクセスは…」というものでした。

実際、僕の転職活動は9ヶ月ほどかかり、応募も80社以上…。

(正直、自分の要領の悪さもあったと思います(笑))


それだけSaaS業界のカスタマーサクセスは人気で、簡単に挑戦できる領域ではないことを痛感しました。

2. 書類通過の難しさ

最初の書類通過率は10%以下。総合型のエージェントからは「30社出して2〜3社通れば普通です」と言われたので、そんなものかと思っていました。

ただ、どうやら違うらしい…。

特化型のエージェントに相談し、過去の定量的な成果を数字で算出して職務経歴書を作り込むことに。

職務経歴書のブラッシュアップだけで50時間以上はかけました。

その結果、通過率は約40%に一気に改善!ここで大きな手応えを得られました。

3. キャリアの言語化ができない

10年働いてきたのに「自分は何をして、どんな強みがあるのか」を言葉にするのは本当に難しかったです。

管理職として成果を出していたつもりでも、いざ言葉にすると「で、具体的に?」と詰まることも多い…。

さらに業界がニッチすぎて、仕事内容がなかなか伝わらない。中には「そんな仕事あるの?」と怪訝な顔をされたことも(笑)

毎回の面接で「経験をどう伝えるか」が大きな課題でした。

まとめ

初めての転職活動は、正直なところ想像以上に大変でした。

「未経験歓迎」と書いてあっても実際にはハードルが高かったり、書類が全然通らなかったり、キャリアの言語化に悩んだり…。

でもその過程で、自分の強みを言葉にできるようになったり、職務経歴書をブラッシュアップできたりと、確実に前進していたんだなと振り返って思います。

もしこの記事を読んでいるあなたが、同じように転職で悩んでいるなら――「壁にぶつかるのは当たり前」だと思ってほしいです。

そして、その壁をどう越えるかを考える過程こそが、転職活動の一番の学びになるんじゃないかなと。

次回は、今回紹介した3つの壁をどうやって乗り越えていったのかを具体的に書いていきます。

きっとヒントになる部分があると思うので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです!

以上、もたけでした!

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