こんにちは!
もたけです。
今回は目的について少し書きました。
仕事をしているはずなのに「ただ作業をこなしているだけ」と感じたことはありませんか?
僕自身、前職ではまさにその状態で、やりがいや楽しさを全く感じられませんでした。
今になって思うのは、それは“目的を持たずに仕事をしていたから”ではないかということです。
今回は、自分の体験を通じて「目的を持たずに働くとどうなるのか」を振り返りながら、そこから学んだことをまとめます。
目的を持たない働き方になっていたとき
前職を振り返ると、僕の働き方は「ただ作業をするだけ」になっていました。
- 会議 ゴールを決めずに参加し、アイデアを出すだけで結論が出ない。結局また会議になり、「なぜこんなに話しているのに決まらないんだ」と不満を感じることもありました。今思えば、目的が曖昧だったからこそ、意思決定につながらなかったのだと思います。
- 資料作成 報告書は「提出しなければならないから作る」だけで、毎回ほぼ同じ内容。課題があっても「報告はするが動かない」ことが多く、せっかくの気づきを活かせていませんでした。
- 報告会 「会社対会社の形だけの成果物を残す場」になっていて、本来の目的を考えることを避けていました。動けば労力が増えるし、クライアントに嫌がられるかもしれない――そんな理由で踏み込まなかったんです。
管理職になっても状況は変わらず。1on1をしても「何を目的にすべきか」が見えず、結局プレイヤーとして動くばかり。
会社全体も「目的を持って仕事をする文化」は弱く、方向性を決めても実行にコミットしない。トラブルが起きれば責任を押し付け合う――そんな雰囲気でした。
目的を持たない働き方で陥った悪循環
目的を持たずに働くと、自然と悪循環にハマります。
- ゴールがないから会議は長引き、結論は出ない
- 作った資料も活用されず「意味があるのか?」と疑問になる
- やりがいがなくなり、モチベーションが下がる
「とりあえずやる」だけのサイクルは、自分の成長を止めるだけでなく、周囲の空気も重くしていきました。

その結果どうなったか
- やりがいが感じられない 「この仕事って意味あるんだっけ?」「誰かの役に立っているのか?」と自問自答を繰り返すようになりました。
- 仕事に自信を持てない 作業レベルのことしかできず、仕事への自信を失っていきました。
- 自分そのものに自信を持てなくなる 「世の中の役に立っていない」と思うようになり、自分の存在価値を疑うことも増えました。
- 気づけばメンタルも疲弊 イライラしてやる気もなく、自信をなくしていく――当然、心もすり減っていきました。
忙しいときだけは作業に没頭できるので楽に感じることもありましたが、それは本質的な解決ではありませんでした。
「仕事=お金のため」だけでは続かなかった
当時の僕にとって仕事のモチベーションは「給料のため」だけ。
もちろん生活のためにお金は必要ですが、それだけでは心が持ちませんでした。
やりがいがない → 働く意味を見失う → メンタルが削れる。
そんな悪循環を繰り返していたのです。
転職をして分かった「目的を持つ大切さ」
転職してから気づいたのは、「自分は目的を意識せずに行動していた」ということです。
口では「目的」と言っていても、実際にはただ会議に出る、資料を作るだけ。
その結果、クライアントにどう貢献しているのかが見えず、やる気も成長も止まっていました。
あの頃の自分に伝えたいこと
もし当時の自分に声をかけられるなら、こう言いたいです。
- 会議に出るなら「今日のゴールは何ですか?」と最初に確認しよう
- 報告書を作るなら「誰の、どんな行動につなげたいのか」を意識しよう
- 目的を持つだけで、同じ仕事でも意味は全く変わる
今だから言えること
前職の環境に不満を抱いていたのも事実です。
でも大事なのは「そこから何を学んだか」。
- 会議がダラダラなら、自分からゴールを確認できたはず
- 報告資料も「作ること」ではなく「次のアクションにつなげること」が目的にできたはず
そう思えるようになったのは、転職して環境が変わったからこそです。
まとめ
- 目的を持たずに働くと「作業」に陥りやすく、やりがいも自信も失っていく
- 僕の転職理由を掘り下げると、根本には「目的を持てなかったこと」があった
- これからは、どんな仕事でもまず「目的は何か?」を言葉にしてから取り組む
小さな意識の違いでも、仕事の意味は大きく変わります。
同じようにモヤモヤしている方にとって、今回の振り返りが少しでもヒントになれば嬉しいです。
以上、もたけでした!
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