この記事では、30代・未経験からIT業界(SaaS)のカスタマーサクセスに挑戦した僕が、転職で直面した壁とその学びをリアルにまとめています。
こんにちは!もたけです。
30代で初めての転職に挑戦し、未経験からSaaS業界のカスタマーサクセスに転職しました。
転職活動で必ず求められる「自己PR」。
「強みをどう表現すればいいかわからない」「結局、自己紹介と同じになってしまう」…そんな悩みはありませんか?
僕自身も、最初は「何をアピールすればいいのか」が整理できず、面接でうまく話せませんでした。
そこで活用したのがAI(ChatGPT)です。
この記事では、僕がAIを使って自己PRを整理・ブラッシュアップした方法を共有します。
自己PRでつまずいた最初の状況
最初に手をつけたのは職務経歴書でした。
弱みはすぐに出てきたのに、強みとなると全然浮かんでこない。強みらしきものを書いても「それが仕事にどう関わるのか」を具体的に想像できない。
その結果、自己PRなのか自己紹介なのか曖昧な文章になっていました。
特に印象に残っているのは面接での一場面。
「論理的に考えるのが得意です」と答えたとき、面接官から
『もたけさんが思う論理的って、具体的にどういうことで、どんな成果につながるんですか?』
と突っ込まれ、答えられなかったんです。今でも鮮明に覚えています。
自己PRとは?
そもそも「自己PR」と「自己紹介」の違いを整理するとスッキリします。
- 自己紹介=過去のストーリー
- 自己PR=未来への貢献
とイメージすると分かりやすいです。
自己紹介の例
「〇〇を志向し✗✗会社へ入社。✗✗会社では5年間△△の業務に携わり□□という成果に貢献しました。」
自己PRの例
「論理的思考と課題解決力を活かし、〇〇について体系立てて考え✗✗の課題を見つけ△△を提案・実行。結果、□□を実現しました。」
項目 | 自己紹介 | 自己PR |
---|---|---|
内容 | 過去の経歴や経験を伝える | 強みをどう活かして未来に貢献できるかを示す |
目的 | 自分のストーリーを知ってもらう | 採用後の活躍をイメージしてもらう |
例文 | 「前職では○○を経験し△△に取り組みました」 | 「その経験で培った□□力を活かして御社でも△△に貢献できます」 |
ChatGPTに相談してみたこと
僕はChatGPTに、自分の強みを整理するために SWOT分析 を投げてみました。
さらに、書類用と面接用を分けて考えるのにも役立ちました。
- 書類 → 抽象的に「できること」を記載
- 面接 → 具体的な企業課題や、自分の強みをどう活かせるかを話す
僕の場合、職務経歴書には以下の3つを自己PRとして記載しました。
- クライアント視点でのニーズ理解
- 論理的思考と課題解決
- 自律的行動とチームワーク
書類には抽象的に書き、面接では具体的な事例を絡めて話すことで説得力を持たせました。
自己PRを磨くポイント(AIを使うときの注意点)
AIを使うと便利ですが、そのままでは「ありきたり」になりがちです。
注意したいのは次の3つ。
① そのまま使わない → 自分の言葉に直す
AIの回答をそのまま使うと、リアリティがなく「ネットで拾った内容だな」と思われがちです。
必ず自分のエピソードを織り交ぜて、自分の言葉にしましょう。
② エピソードを具体化 → 数字や行動を入れる
「売上を改善しました」より「売上を前年比120%達成しました」のほうが説得力があります。
数字があると、面接官も質問しやすく会話が広がります。
③ WHYを深掘りする → なぜその強みを活かしたいのか?
ChatGPTに何度も聞き直すことで「なぜそれが強みなのか」「なぜ活かしたいのか」が明確になります。
深掘りを繰り返すことで、自分でも気づかなかった動機や価値観が見えてきます。
実際に改善できた自己PR(僕の事例)
Before
目的に沿った提案
クライアントのオーダーにただ対応するだけでなく、何を目的にしているのか、何を解決したいのかを探り、それに合った業務の提案を行ってきました。
After
論理的思考と課題解決
クライアントのニーズを踏まえ、目的達成や課題解決策を論理的に検討しました。〇〇で確認できる状況やデータを分析し、その結果を基に顧客に報告。具体的な提案を実施し、チームの目標を130%達成しました。
比較すると、Beforeは「抽象的な表現」止まりですが、Afterは以下の点が改善されています。
- 行動プロセスが明確(状況 → 分析 → 提案)
- STAR法(Situation → Task → Action → Result)に近づいている
- 成果が具体的に伝わる
まとめ
- 自己PRは「強み+具体例+活かし方」で説得力が増す
- ChatGPTは壁打ち相手として有効だが、そのまま使わず自分の言葉に落とし込む
- 数字やエピソードを入れることでリアルなPRになる
AIをうまく活用して自己PRを磨けば、30代未経験でも「伝わる自己PR」が作れるはずです。
以上、もたけでした!
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